6/23に渋谷で行われた、
ePublishingPort 第1回勉強会「EPUBフォーマットへの変換方法を知ろう!」
http://www.epub-port.jp/%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a/100/
に参加してきました。
講師の方の話を聞き、最後に質疑応答という流れでした。
講師は様々なセミナーなどで電子書籍に関してお話をされている
学校法人 阿佐ヶ谷学園 高度情報化研究所 所長
境祐司 氏(http://admn.air-nifty.com/about.html)です。
以下、内容のメモです。
電子書籍のフォーマットとその周辺の紹介。
・Epub vs PDF。epubは読みやすさや速読を優先。PDFはレイアウト優先。
・epub作成の商用ツールは、検証用でも80万円とかするらしい。
試しに紙で出す本をepub化してみた時の、作業の流れの話し。
・InDesignで作ってepubファイルに書き出し、Sigilで調整した。
・見映えの確認は、iPad, iPhone, Stanza で行った。
・Safariで、開発メニューから、iPad用のレンダリング・エンジンを選べる(らしい)。xhtmlなので、WEBブラウザでもだいたいは確認できる。
Sigilでやったのは、主に以下の作業。
・CSSに無駄が多く、クラス名が長い物があったので、スリム化。
・章区切りを入れる。ファイルが分割される。必ず改ページされるので、推理小説のように「次ページではんにんが!」のような場合に便利。目次にも反映される(?)
・メタデータを入れる。
Title, Author, Language。
iBooks用に、Subjectタグも入れる。カテゴリの意味である。入れないと「未分類」にされてしまう。
・Sigilで新規ファイルを作成して、それにはめ込む場合は、コードビューにして、bodyタグ?内をコピペで貼り付けて、Imageフォルダ内に画像を突っ込めばよい。
質問タイム。
・StanzaとiPadで余白などの見映えが違う。両対応するためには、両者の中間の値を使った。ブラウザハック的な事はしなかった。今後は統合コンテンツ管理システムがうまく各ビューアむけの調整をしてくれる事を期待している。
・iPadでは画像が大きい場合には、縮小して表示される。サイズは大きめにして、width 100% で指定するとよい。
・DRMの話し。
・InDesignでのepub出力について。 CS3はひどかったという印象。CS4で良くなって、CS5はCS4と同じぐらい。
・iTunes経由でiBooksに入れた時の「本のフォーマットが違います」で読めない件。みた事は無い。手打ちで作らず、ツール(Sigil)を使っている。
(会場のフォロー)
・圧縮時のフォルダ階層に注意。
・MacのZip圧縮はWindowsと違い、圧縮してそのまま拡張子をepub に変えてもダメな場合がある。
・マジックワードを使った判定をするなら、頭の文字や、mimetypeを無圧縮で見えるように配置するなどが必要。
・epubファイルのバリデータがあるので、確認するとよい。
http://threepress.org/document/epub-validate
(コアの部分は BSDライセンス。ローカルに配置すれば、部外秘なepubを検証する時に便利)
最後の、ePubファイルのどこがおかしいかを教えてくれるバリデータのWEBサイトは、
英語表示なものの、ePubファイルを自分で作る人にとっては、とても役に立つサイトだと思います。


[...] This post was mentioned on Twitter by Kazu.A, シナジー・ソフトウェア (日本). シナジー・ソフトウェア (日本) said: ePublishingPort勉強会の参加メモを書きました http://bit.ly/aoPRDl @commonstyle 境さんが紙書籍をePub化した時の作業項目はノウハウがつまっていておもしろかったです。 [...]