池袋で行われた、ネット&モバイル通販ソリューションフェア 一日目を見てきました。 http://www.tsuhan-fair.com/
適度な混み具合で賑わっていました。
一番人気があったセミナーD5の気になった点をまとめてみました。
「中国ECサイトの構築・運営事例と中国EC進出のポイント」
主催は、ECAA(E Commerce for Asia Alliance) です。
私の主観なので、失礼な点や、嘘・大げさ・まぎらわしい点があったらすみません。
●前半:事例紹介
(1)株式会社アドウェイズ 高山氏
・まず知名度向上。信頼されていない状態からのスタート。
・日本で売れているからといって、そのままの方法で売れるとは限らない。
・現地の特性を考える。広いので、どこに出すかターゲットを絞るべき。
・中国の若者はネット好き。30歳以下が大半。
・中国の人口13億人のうち7億人は農民で年収3500元=5万円程度。
・都市周辺の25-35歳女性は1700万人いる
・ネット広告の金額の相場は日本と変わらない
・百度の1ページ目は[PR]とかつかないが、すべて広告。4.5円/から
・サイトデザインは、原色ハデハデから、最近はシックなデザインに変わってきた
(2)三和システム株式会社 菅生氏
・「しんせんマート」(生鮮食料品)在中日本人、富裕層向けのサイト
上海日本食品ネットショッピング「しんせんマート」
http://www.shinsen-mart.com/
・自社の物流ネットワーク
・配送先を上海市内に限定
・上海市内に倉庫を持ち、そこから配送
・クール便や時間指定配達が現地には無かった
・安心・安全な生鮮食品
例:玉子は生で食べると腹痛になるもの->日本から空輸
・実店舗5店とうまく連動
・ポイントを連動させ、WEBで買った時のポイントが実店舗でも使えるように。
・決済は代金引換のみ
・ニーズをタイムリーに。
・泥臭く、自分でやること。
・売れてるサイトや雑誌を見て、生の声を聞くとよい
・日本のあたりまえが、中国ではあたりまえじゃない部分もある
●後半:パネルディスカッション
(決済)(広告)(会計法務)(システム)(物流)の各専門家が集合。
・中国市場の魅力
・ネット利用者が増加中
・経済成長
・新大陸なので日本と違うプレイヤ
・注意すべき点
(会計法務)ネットの規制。届け出制(注:ICPライセンスの話し)
(会計法務)外資はネット通販に制限あり。中国企業と組むとよい。
(会計法務)許認可が複数必要なケースあり。数か月かかることも。
(会計法務)多い業種は化粧品や食品や飲食
(システム)実際に買う人が、どこで買ってどこで遊んでいるか肌で感じてほしい
(システム)いい協力会社をみつけなさい
(システム)法律が細かいので注意
(物流)梱包は厳重に。日本とは違う。緩衝剤も入れること。
(物流)最初は壊れ物はやめておけ
(物流)税関。課税された郵便物は出向いて清算or手数料払って自宅に配送。
在中歴の浅い人はその仕組みを知らないので事前説明しておくこと。
(広告)ピンポイントに媒体指定すること。地域限定メディアもあり、少し安い
(広告)広告を1つの手段にしぼらず、色々やっていいのだけ残すほうがいい
・自社サイト以外に、ショッピングモールに出す?
・タオバオ以外は無いと思ってよいぐらいにタオバオが人気。
・買いたい時に日本では検索エンジンだが、中国ではまずタオバオで検索。
・オークションベースだが、店も出ている
・国民IDが必要なので、中国人しか出品できない
・数が多いので、埋もれる
・タグ埋め込みできないため、タオバオ内部の画像のみ表示
(注:1ピクセル画像を踏ませるとかができない?)
・返品どうする?
(物流)(郵便事業株式会社の人)
・郵便なら返品料金はかからないが、
届いた時に、配達員がいる時に目の前で確認すべき。
(輸送中に壊れたのではないと言われてしまうとアウト)
(決済)服で色が気に入らないとか多い。壊れていないので返送料がかかる
・中国企業と組む
・オフショアでサイト制作。安いがモチベーション低い所も多い。
・ピンからキリまで。
・まとめに一言
(物流)受取人は個人名まで書く。税関で全て中国語に訳すので、中国語で書く。
(システム)物流費をいかに下げるかがポイント。中国に倉庫を置くとよい。
(法務会計)有効会員データは重要。多くの人が月収6万とかで、高給取りは少ない。
(広告)(ブランドの)知名度向上。最初は疑われている所から始まるので。
(決済)長期的な視点で。すぐ儲かるわけではない。なかなかブレークしない事も多い。
流れを感じたい方はtwitterで#NM_ECAA #ECAAJP #VT あたりが参考になります。
未開の市場を切り開こうというだけあって、パワフルな人ばかりという気がしました。
リソースもお金もある時にどう攻めるか?という視点の話しがメインでしたが、
私に相談される方は中小企業なので、中国に会社作って上海に倉庫建てるという
訳にはいきません。
付加価値を高めて値段を上げるか、Amazonのフルフィルメントの国際版を待つか、、
他に選択肢はないでしょうかねぇ?

